大人アトピーの治し方ブログ

中年男が全身に出たひどい湿疹・蕁麻疹と格闘する様子を綴ります

肉を食べるのをやめてみた

2017/09/15

アトピーにとって肉は大敵?


肉を食べるのをやめたといっても完全にやめたわけではありません。極力減らして魚を摂るようにしてます。

腸内改善の第一歩は、西洋式の肉中心の食事から日本古来の和食に戻すこと。とよく言われます。

肉の食べ過ぎがアトピーの原因の一つだから、まずは肉を一切断つべし!
そう訴える医学書やサイトも多く見られます。

僕自身も、経験から肉はあまり食べないほうがいいと思っています。
というのも、2016年の夏に初めて全身がひどい湿疹で覆われたのが、バーべキューをして肉をたらふく食った翌日だったんです。

この時は酒も大量に飲んでいたため、原因はアルコールにあると思い込み、ただちに断酒を敢行したのですが、それほど大きな効果は得られませんでした。

それ以後、なにかにつけて湿疹や蕁麻疹が出るようになり、自分で何を食べたか振り返ってみた結果、どうも肉を食べた直後に新たな皮膚炎を発症することが多いと気が付いたんです。

そんなわけで、最近はたんぱく質は主に魚から摂るようにして、肉はおっかなびっくりといった感じで細々と食しております。

なぜ肉はアトピーによくないのか?

では、肉がどうしてアトピーに悪影響を及ぼすのか、そのメカニズムを調べてみました。

1タンパク質の過剰摂取

ご存じのとおり肉はタンパク質を豊富に含有しています。
体内に入ったタンパク質は腸で消化され、ポリペプチド→アミノ酸へと分解されるのですが、食べ過ぎたり腸の働きが不十分だったりすると消化分解がうまくいかず、タンパク質のまま腸壁を通って血液の中に紛れ込んだり、悪玉菌と結びついて腸内環境を著しく悪化させたりします。

さらに日本人は元々肉食ではなく魚食であったため、欧米人に比べて肉を消化分解する能力が低いとも言われています。
アトピーではないにしても、焼肉を食べた翌日に蕁麻疹が出たり体調に異変を来したという方は多いでしょう。
やはり農耕民族である日本人の胃酸や消化酵素は、肉の分解には向いていないのかもしれません。

2脂肪の過剰摂取

肉は脂肪量がたいへん多い食物です。
また高級和牛などを見れば分かるとおり、この脂質こそが肉のうまさでもあります。
脂の乗った上カルビ…ペロリとたいらげてついもう一皿頼んじゃいますよね。

しかしこのおいしい脂がアトピーには全然おいしくないんです。
肉の脂質は常温で固体のまま存在する「飽和脂肪酸」で大部分が占められています。
あまり専門的な話になってもあれなので(自分もよく理解してないの意)簡単に言うと、お肉の脂は消化されにくく腸内フローラを乱します。

なお魚の脂は、「不飽和脂肪酸」なので比較的消化が容易。
さんまの脂肪量は牛肉のサーロインと同じくらいですが、その脂質は必須脂肪酸であるDHA・EPAを豊富に含んでおり遥かに健康的です。

また肉の脂肪には「アラキドン酸」が多く含まれており、これが悪性エイコサノイドを生み出します。
悪性エイコサノイドは炎症作用や血小板凝縮作用などがあり、アトピーの原因になっています。

肉は全く食べないほうがいいのか?

肉の悪いところばかりあげつらいましたが、タンパク質も脂肪も人間に不可欠の栄養素であり、摂取自体がいけないわけじゃありません。

特にタンパク質は我々の体の組織を作り出す重要な物質です。筋肉も皮膚も髪の毛だってタンパク質が欠かせません。
アトピーは治ったけどハゲちゃったということにならないためにも、適度にタンパク質は摂りましょう。

先に述べたとおりタンパク質が問題なのではなくて、タンパク質を分解できないことが体に悪影響を与えるのです。
アトピーの人はたいがい腸内フローラが悪い状態ですので、肉を控えめにしたほうが無難です。
健全な腸内環境になれば、また存分に肉を食べられますから今は我慢しましょう。
ま、腸が元気になっても食べ過ぎはよくないですけど。
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アトピーの人向けお肉の食べ方

まとめると、
肉を食べるなら脂は極力カットしてほどほどの量ならまあOK、といったところになるでしょうか。
いきなり肉は一切ダメとなると辛いし、それがストレスになってアトピーが悪化してもいけないですからね。

・脂身の部分は包丁で取り除く。鶏肉の場合は皮を取る。
・牛肉や豚肉はヒレの赤身肉を。
(バラ肉の100gあたりの脂質は30g以上になるが、ヒレなら牛で4.8g、豚で1.9gと格段に少なくなる)
・鶏肉ならささみやむね肉が脂質が少なくヘルシー。
・油を使わずに調理する工夫を。茹でる・蒸す等。
・胃腸での消化吸収を助けるためにゆっくりよく噛んで食べる

以上のことを心掛けて週に1回だけ夕食を肉料理にして、他の日は魚や豆腐をメインディッシュにしています。
僕はわりと魚が好きなので、これくらいのペースでも苦になりません。
当面こんな感じでやりくりしていくつもりです。

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