大人アトピーの治し方ブログ

中年男が全身に出たひどい湿疹・蕁麻疹と格闘する様子を綴ります

アトピー改善にカルシウムがこんなにも大切だったとは!

2017/09/15

骨を作るだけじゃないカルシウムのはたらき


カルシウムもアトピー改善に必須の栄養素だって知ってました?
それどころか、カルシウムが足りないことがアトピーの原因となるケースもよくあるそうです。

まあ、カルシウムって言ったら歯や骨をつくる大事な材料だから、不足していいわけないよね。足りないと体が弱って、そりゃ病気にもなるでしょ。
と僕も最初は思ったのですが、よく調べてみるとアトピーには骨をつくること以外にも大切な役割があったのです。

カルシウムの重要なはたらき

カルシウムは骨をつくったりイライラを解消させたりするほかに、いろいろな仕事をしてくれてました。

細胞や神経の伝達係

体内に存在するカルシウムのうち99%は骨と歯にあり、残りの1%は血液や筋肉の中にあるそうです。

この1%のカルシウムが細胞や神経の伝達の役割を担っており、筋肉の収縮脳の活動免疫に関わる情報の受け渡しなど重要なはたらきをしています。

カルシウムは骨だけでなく、脳、筋肉、神経、血液、皮膚などあらゆる組織を機能させるために不可欠なミネラルだったんですね。

なのでカルシウムが不足すると各組織の細胞に情報伝達がうまくいかず、免疫機能が誤作動を起こしてしまいます。
その結果、アレルギー反応やアトピーの症状が体のあちこちに出たりするわけです。

皮膚の角層細胞のバリア機能を高める

また、カルシウムは肌の形成にも大きくかかわっています。

人間の皮膚は、一番外側に厚くて丈夫な「肥厚細胞膜」を持つことにより、紫外線や外からの刺激に耐えています。

この厚い細胞膜は「表皮トランスグルタミナーゼ」という酵素によってつくられているのですが、この酵素を活性化させるミネラルが、他でもないカルシウムなのです。

だから、カルシウムが不足すると肌のターンオーバーは遅くなるし、角質層の薄い弱々しい皮膚しかつくれなくなってしまいます。

カルシウムは骨だけでなく皮膚にも直接関係があったんですね。ならば、アトピーの人は特にどんどん摂取していかなきゃいけませんね。

日本人はカルシウム不足

こんな大事なカルシウムですが、日本は外国と比べて摂取量が全然少ないらしいです。

日本では成人に必要なカルシウム量は600~700mg程度としていますが、欧米諸国には1000mg以上としているところもあります。
しかも、この控えめな目標値ですらクリアできてない日本人がほとんどなのだそうです。
大体550mg以下なんだとか。

日本人がカルシウム不足である理由は、日本が火山灰土壌で、元来土の中にカルシウムがあまり含まれていないからです。
そこで採れる野菜にもカルシウムが少ないので、どうしても不足しがちになります。

だからと言って牛乳を飲むのはやめよう

カルシウムと言ったら、まず牛乳を思い浮かべる人も多いと思いますが、下記の記事でも書いたとおり、牛乳を飲むとかえってカルシウム不足になりかねません。


もう一度おさらいしておきますと、牛乳を飲むと血中のカルシウム濃度が急激に上昇し、それを通常値に戻そうと体が余剰カルシウムを尿に排泄してしまいます。

また、牛乳にはリンが多く含まれます。リンは必須ミネラルのひとつですが、過剰に摂取するとカルシウムと結合しリン酸カルシウムとなって体外に排出されます。
カルシウム不足を引き起こすことがあるので注意しましょう。

そもそも牛乳には、脂質が多く消化にも悪いので腸内環境を荒らします。アトピーの人が、カルシウム摂取のために牛乳を飲むことはやめたほうがいいでしょう。

カルシウムが豊富な食品とは?

やはりカルシウムは普段の食事からとるのが一番です。
小魚や海藻、野菜などに含まれる天然素材のカルシウムは、血中カルシウム濃度を急激に上げないため、しっかり消化吸収されて栄養になります。

カルシウム含有量が多い食べ物

食品100g当たりのカルシウムの含有量 単位:mg

食品名 カルシウム含有量
干しえび 7,100
煮干し 2,200
ひじき(乾) 1,400
えんどう豆(塩豆) 1,300
ごま 1,200
パセリ 290
モロヘイヤ 260
だいこんの葉 220
みそ(豆みそ) 150
小松菜 150

カルシウムたっぷりメニュー

僕がカルシウムをとるために、毎日のように食べてる簡単メニューをご紹介しましょう。
煮干しの袋の裏に載ってたんですけど、2分で誰にでも作れちゃいますよ。

にぼし入りわかめサラダ

1 乾燥わかめを水でもどして、水気を切る。
2 にぼしを入れてまぜる。
3 皿に盛り、しょうゆ、ポン酢、味噌などお好みの調味料をかける。

これだけです。オリジナルは3が「お好みのドレッシングをかける」なのですが、油は控えたほうがいいので日本古来の調味料でいただきましょう。
ネギや刻みのりなどを混ぜるのもおすすめです。これでカルシウムが約200mgとれます。また、ワカメに多く含まれるマグネシウムがカルシウムのはたらきを側面からサポートしてくれます。

煮干しにはアレルギーを抑えるEPADHAが多く含まれるので一石二鳥。アトピーの人はぜひ積極的にとりましょう。


なお、カルシウムの吸収にはビタミンDが必要です。しいたけを食べたり日光浴をすると効果的ですよ。

カルシウムをとるのってたいへんそうに思えますが、腸内環境をよくする食べ物、すなわち「食物繊維」「αリノレン酸」「乳酸菌」などの多い食品を意識的に食べると、自然にカルシウムもとれます。

毎食、なにかしらカルシウムの豊富な食材を一品くわえるようにしましょう。

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