ハウスダスト対策をしてみた
2017/07/07
ダニの死骸がアトピーの原因って本当?
アトピー性の皮膚炎とハウスダストの関連性は以前から指摘されています。
家の中のカビ、ダニ、および細菌などがアレルギーの元となって、鼻炎や喘息それに皮膚炎などの症状を引き起こすと。
実際、アトピーに悩む多くの人がハウスダスト対策・ダニ対策をされていることと思います。
我が家では、カミさんが週イチくらいで布団乾燥機をかけて天日干しした上にバンパン叩いたり、掃除機でダニの死骸を吸い取ったりということを小まめにやってました。
僕の仕事部屋も週に2回くらい掃除機をかけてくれてたのですが、作業に集中してるときに部屋に入って来られるのが嫌で「自分でやるから」と掃除を拒否。
とはいえ定期的に掃除するわけでもなく、いつしか結局床や机の上を白いホコリが覆うように…。
僕の湿疹に関してはこれまでの経緯から見てハウスダストが原因とは考えにくいのですが、絶対に違うとは言い切れないし、部屋を清潔に保ついい機会なので綺麗に掃除することにしました。
フローリングの徹底掃除法
部屋はフローリングのためダニ等は繁殖しにくいはずですが、日頃の掃除を怠っているので、パっと見てすぐに気づくほど小さなゴミやほこりが落ちています。
お掃除サイトで仕入れた知識によれば、この状態で掃除機をかけると排気により床のゴミが舞い上がり逆効果になってしまうのだとか。
まずはクイックルワイパーでフローリングの上のホコリを拭きとります。細かく白い塵にはアレルギーの元凶・ダニの死骸が含まれてるのでしっかり掃除します。
ちなみに夜の間に小さなホコリが床に落ちてくるので、拭き掃除は朝イチでやるのが正解です。ハウスダストが舞い上がってる生活時間帯に拭き掃除をしても効果は半減ですからね。
続いて掃除機がけをします。これは木材の隙間にあるゴミを取り除くため。
それが終わったら今度は水拭きです。いきなり水拭きをすると床の表面にあるホコリや汚れをフローリングに染み込ませることになるので、必ずゴミを取り除いてから水拭きをしましょう。
NHKの朝の某情報番組によると、水2リットルに対して中性洗剤小さじ1杯を加えた水を使用すると効果的なんだそうです。
フローリングに染み付いていた汚れを浮き上がらせて綺麗にしてくれます。
なお、水拭きの際は必ず雑巾を固く絞ってから取り掛かってください。
木材は長時間水に浸かると変色したり反ったりすることがあります。特にフローリングの溝にはコーティングが施されていないので、水で濡らしたままにするのはやめましょう。
ここまで来たらワックス掛けもしよう
フローリングの掃除は以上で十分なのですが、ここまでやったんだからついでにワックスも掛けることにします。
ワックス掛けには、床の保護や見た目がキレイという効果の他に、木の表面をコートすることで日頃の掃除が楽になるというメリットがあります。
というわけでホームセンターでフローリング用のワックスを買ってきました。
ワックスも数多くの種類がありますが、広く使われていて値段も安い「リンレイのオール 床用樹脂ワックス」をチョイスしました。
ワックス掛けは天気が良くて湿度の低い日にしましょう。雨で高湿度の日にやると失敗の可能性が高くなります。
まずは上記の掃除を一通りやって床の汚れとゴミをできるだけ取り除きます。
水拭きの際に中性洗剤を使ったので、念のためただのお湯でもう一度拭き掃除を。これは洗剤成分が残っているとワックスが長持ちしなくなるからです。
で、床が完全に乾燥するのを待ってワックス掛けに取り掛かります。
今回使用する「オール」の場合は1メートル四方に対し10mlが目安。
ワックスワイパー等専用の器具も販売されてますが、普通の布やウエスで十分です。これらにワックスを染み込ませて部屋の奥から軽くムラなく塗っていきます。
晴れた日なら約30分ほどで乾くので、それからもう一度塗るとさらに綺麗に仕上がります。
ドアの線を挟んで手前が廊下、向こうが自室です。輝きが違うでしょ。
これまで部屋の美化活動に無頓着で、ワックスなんか掛けたことがなかったのですが意外と簡単にしかも綺麗にできました。
ムラ無く塗ることに神経を使うよりも、ポイントは除去し切れなかったゴミ・ホコリですね。
水拭きも完璧にしたはずなのに、ワックスを塗る段になってどこからともなくゴミが現れるんです。なのでもう片方の手にクイックルワイパーを持って、ゴミを拭きとりながらワックス掛けをするといいですよ。
まとめ
最初に申しましたとおり、自分に関してはハウスダストと皮膚炎の関係は限りなく薄いと思っていて、部屋を綺麗にしたから湿疹が治るとはさほど期待していないのですが、ともあれ清潔な部屋で過ごすことは気持ちがいいものです。
これを機会にちゃんと掃除をして、ハウスダストと触れ合わない生活を送っていこうと思う次第であります。