大人アトピーの治し方ブログ

中年男が全身に出たひどい湿疹・蕁麻疹と格闘する様子を綴ります

アトピー改善に効果的な調理法とは?

同じ食材でも調理法次第で毒にも薬にもなる!


アトピー性皮膚炎を発症する原因の一つとして「食生活の乱れ」が挙げられます。

インスタント食品や脂分の多い食事など栄養バランスの悪い食生活を続けていると、大人になってからアトピーを発症する可能性が非常に高まります。

現に僕がそうでしたからね。酒と脂っこいつまみを毎日欠かさなかった結果が四十過ぎてのアトピー発症です。
大人アトピーの最も大きな要因が食生活にあることは間違いありません。

なぜかこれを認めない皮膚科医が多いんですよね。不思議です。

さて、アトピーによる炎症は体内の免疫機能が外部からの刺激に対して過敏になることから生じます。
ですから症状を改善させるためには、免疫機能を安定させる健康的な食生活を送ることが何より大切。でも食事を制限してあれもダメこれもダメってやってたら、だんだん辛くなってきて結局長続きしません。ダイエットと同じですね。

そこで今回は、アトピー改善に効果的な調理法に着目します。アトピーによくないとされる食材も、調理法次第では食べてもOKとなる場合だってあります。
食事制限するにしても、なるべくストレスを感じないような方法でやっていきたいですもんね。

アトピー改善が期待できる調理法は?

アトピー性皮膚炎の症状を改善するためには、刺激物を避け体内の免疫力のバランスをとることが重要です。
また、肌のターンオーバーに役立つ栄養素をたくさん摂取することもポイントとなります。

とはいえ、せっかく健康にいい食事を取っても胃や腸がきちんと消化できなければ意味がありません。

素材そのものは良いものであっても、消化器官に大きな負担がかかるような調理法は避けるのが賢明です。

ですから、「何を食べるか」だけでなく「どんな方法で調理をするのか」という点にも気を配る必要があります。

アトピー性皮膚炎の人におすすめの調理法は「蒸す」「茹でる」「煮る」の3つ。

これらの方法で調理することにより、素材の持つ栄養を十分に摂取できるだけでなく、不要な脂肪分の摂取や過剰な調味料の使用を避けることができます。

逆に避けたほうがいいのが、揚げ物と炒め物です。いずれも植物油をふんだんに使用する調理法ですね。
まずは、なぜ脂っこいメニューを減らしたほうがいいのかをおさらいしておきましょう。

植物性油を使った揚げ物や炒め物を減らす

何と言ってもサラダ油はアトピーの大敵ですから、とにかく徹底的に排除しなければいけません。

揚げ物やファストフードなどに含まれる酸化した油は体内でアルデヒド類に分解され、さらにアレルギーの原因となるタンパク質へと変化します。

このアレルギー反応が皮膚に表れる痒みや湿疹となるわけです。
悪い油を摂らないようにするだけで皮膚の炎症が劇的によくなることは、毎度申し上げているとおりです。

サラダ油のデメリットは他にもあります。

脂肪分の摂取量が多くなると、血中の脂分が増えて血流が滞って栄養が行き渡らなくなるため、肌のターンオーバーがしにくい状況になります。

そのうえ、脂分が多くなると毛穴が詰まりやすくなるので、汗をかいて老廃物を排出する機能が低下することに。
油を多く使った「揚げる」「炒める」という調理法は悪いことだらけなんですね。

「どうしても揚げ物が食べたい」という時は、油をたっぷりと吸ってしまうパン粉や小麦粉などの衣を付けずに、シンプルな素揚げで調理することをおすすめします。
もちろんその際は新しい油を使ってください。何度も揚げ物に使用した古い油は酸化が進んでるので避けましょう。

体にいい油とは?

「どんな油を使用するか」も大切なポイントです。

マーガリンなどのトランス脂肪酸を使った油は、皮膚炎を悪化させるリスクが非常に高いので使用を控えるべきです。

また、先ほどから申し上げてるとおりリノール酸を多く含んだ植物性油、いわゆる「サラダ油」もアトピーを悪化させるものの筆頭ですから、使用する量をできるだけ減らさなければなりません。

こう言うと「じゃあ、脂肪分は全然摂っちゃダメなの?」とお思いになるかもしれませんが、そんなことはありません。

脂質は三大栄養素の一つですので、生きてくためには絶対に摂らなくてはいけません。
ただ、現代の食生活では上に挙げたような油は摂取しすぎる傾向があるので、意識して控えめにしたほうがいいという話です。

その代わりにオメガ3に分類される油を使用するようにしましょう。えごま油や亜麻仁油、それに魚油に含まれているDHAやEPAなどがこれにあたります。

これらの油は胃や腸への負担が小さいだけでなく、血中の悪玉コレステロールを減らして血流を改善したり、炎症を抑えたりする作用があるので、アトピー症状の改善をサポートしてくれます。

よい油と悪い油についてはこちらの記事をご参照ください。

茹で・蒸し料理の利点

茹で料理や蒸し料理のメリットは2点あります。それは、摂取カロリーをコントロールしやすいことと、消化器官への負担が少ないこと。

お肉を調理する際に油を使用すると摂取するカロリー量はどうしても多くなります。また、油を使うと味付けが濃くなりやすいので、一緒に食べるご飯やパンなどの炭水化物も摂取量が多くなりがちです。

一方、茹でたり蒸したりすると、肉の周りに付いている余分な脂肪を取り除くことができますから、カロリー摂取量を抑えることができます。

また、調味料を減らして薄味に仕上げることで胃や腸にかかる負担を大幅に軽減することも可能となります。

僕も以前は油もの大好き人間だったので最初は茹でただけの料理がとても物足りなく感じましたが、わりとすぐに慣れちゃいましたよ。
最近ではちょっと油っこいものを食べただけで胃が重く感じて箸がとまってしまうくらいです。

首尾よく油ものと疎遠になれたらシメたもの。そこから体質改善はとんとん拍子に進んでいくはずです。皆さんも茹で・蒸し料理を好きになってください。

温野菜にすることで栄養価も上がる

なお、野菜を調理する場合には温野菜にすることで栄養価はさらに高まります。

キャベツやニラ、ニンニクなど抗酸化物質を多く含む野菜は、アトピーの人がぜひとも積極的に食べたい食材なのですが、温野菜にして摂取することで抗酸化効果は通常の3倍から5倍にアップすると言われています。

またニンジンやジャガイモなどの根菜も、加熱することでカロチンを始めとする栄養の吸収率が高まるということが知られています。
特に根菜の茹で汁には抗酸化作用を持つ栄養素がたっぷりと含まれていますから、スープ等に活用すると効果的。

食物繊維がたっぷりと入った野菜スープは腸内環境を整えて栄養の吸収を高めてくれるだけでなく、体の基礎代謝をアップさせて免疫力を高めるというメリットもあるので、積極的にメニューに取り入れていくといいでしょう。

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