大人アトピーの治し方ブログ

中年男が全身に出たひどい湿疹・蕁麻疹と格闘する様子を綴ります

アイスクリームを食べたらアトピーが悪化した件

なぜアイスクリームは皮膚炎を引き起こすのか?


前回の記事に書いたとおり、この夏、一時的ですが足首あたりに新しく湿疹が出たんですね。
他のアトピーの症状は改善に向かっているのにどうしてだろう?と考えてみたところ、どうも夏に集中的に食べたアイスクリームがよくなかったのではないかと思い至りました。

東京のほうは雨続きの冷夏でしたが、西日本の僕が住んでるあたりは35度を超える真夏日が何日もあり、その時期につい連日アイスクリームを食べてました。

夏が終わるとともに足首の湿疹が薄れていったこと、また他に生活スタイルや食習慣は変わっていないことから、どうもアイスが怪しい気がしてきたというわけです。

そこで、今回はアイスクリームは本当にアトピーを悪化させるのか調べてみることにしました。

アイスクリームの種類

まずアイスクリームの種類の勉強から。

アイスクリームは乳成分の量によって、種類別アイスクリーム種類別アイスミルク種類別ラクトアイスの3種類に分けられます。

もう一つ「氷菓」というのがあるんですが、これはかき氷や果汁なんかを凍らせたアイスキャンディーのことで当記事の要旨と外れるためスルーさせていただきます。

で、3種類のアイスクーム。よく見かけるバニラのカップアイスなんかでもパッケージに「アイスミルク」と書いてあったり「ラクトアイス」と書かれてたりして(何が違うんだろう?)となんとなく思ってましたが、これまで深く考えたりはしませんでした。

実は3つの違いは乳成分の量だったのです。

アイスクリーム 乳固形分15.0%以上 うち乳脂肪分8.0%以上
アイスミルク  乳固形分10.0%以上 うち乳脂肪分3.0%以上
ラクトアイス  乳固形分3.0%以上

アイスクリームと言えば牛乳と卵から作られてるイメージがありますが、製品によってはミルクの代わりに植物性油脂や様々な添加物が使われています。
特にラクトアイスは植物性油脂を使いまくりです。

なぜ牛乳を使わないのかと言えば、もちろん材料費を安く抑えるためです。
牛乳の代用品として植物性油脂を、卵の代わりに大豆由来のレシチンを用いたりすることで、内容量が多い割に値段が安いお得感のある製品が作れるわけです。

で、この植物性油脂ってやつがとにかくアトピーに悪いんです。

それについては以前の記事で詳しく書いておりますので、ご参照ください。


かいつまんで説明しますと、植物油を過剰に摂取すると体はそれを皮脂腺を通じて皮膚表面に排出しようとします。そして、これがアトピー性の炎症や湿疹の原因となると考えられています。

市販のラクトアイスの中には、1つ食べただけで一日あたりに必要な脂質の60%に達してしまうものもあり、これではアトピーが悪化するのも無理はありません。

また、チョコレートのアイスなどには、悪名高きトランス脂肪酸が多く含まれています。これもアトピーに悪影響を及ぼすばかりか動脈硬化や心疾患の原因にもなるので、絶対に摂らないほうがいい油です。
アメリカでは2018年の6月よりトランス脂肪酸の使用が禁止されたんだとか。

僕も油の摂取に関しては何よりも気を付けていたのですが、見るからにギトギトしてるスナック菓子なんかと違い、アイスだと油がたっぷりという気がしないものですがら暑い日につい手が伸びちゃったんですよね…。

安いアイスには食品添加物も満載

先に記したとおりアイスミルクやラクトアイスは乳固形分の配合量が少ないため、その代わりとなる食品添加物に頼ることになります。

具体的には、安定剤としてセルロース、カラギナン、ペクチンなど。また乳化剤としてグリセリン脂肪酸エステルやレシチンなどが使用されています。

植物性油脂に水と乳化剤、それに香料を加えればミルクっぽいものが出来上がります。そんな「なんちゃって牛乳」を用いて製造されてるのがラクトアイスなんですね。

なおコーヒー用のポーションクリームも作り方は同様です。だから常温で何か月置いといても腐らないわけです。

もちろんアイスに大量に含まれる砂糖もアトピーには百害あって一利なし!
これについても下記の記事で触れていますので、よかったら参考にしてください。


ただこれは僕の実感ですが、砂糖と油の比較で言えば油のほうがはるかにアトピーを悪化させる気ががします。
同じ菓子類でも脂質が少ないゼリーやようかんなんかは、経験上多めに食べても肌の荒れにはつながりませんでした。

やっぱりアトピーにとって一番のガンは悪質の油なんだと思います。
それがわかっていながら植物油たっぷりのラクトアイスを連日食べていたんですから我ながら呆れちゃいますが…。

食べてもアトピーに影響のないアイスは?

というわけですから、アトピーの状態が悪化している際にはアイスクリームは一切食べないに越したことはありません。

でも暑い時期は言うに及ばず、年末年始などに炬燵にあたりながら食べる冷たいスイーツもまた格別。
そこで、アトピーに与える影響が少ないアイスはないか探してみました。

冷凍マンゴー

マンゴーをそのまま凍らせただけなので余計な添加物は一切入っていません。最近はコンビニでも売っていて手軽に買えます。
マンゴーに限らず好きな果物を凍らせて食べれば、それなりにアイスを食べてる気になれますね。

井村屋のあずきバー

ロングセラー商品のあずきバー。その原材料を見てみると…砂糖、小豆、水あめ、コーンスターチ、食塩。これだけです。
人工的な香料や着色料などは使用されていません。
砂糖は入っていますが脂質はわずか1%。これなら安心して食べられます。

ハーゲンダッツ

凍らせた果物やあずきバーじゃ満足できない! ミルクと砂糖と卵のあのハーモニーを味わいたいんだよぉ! そういう方にはこれを薦めるしかないですね。

「種類別アイスクリーム」であるハーゲンダッツのバニラには、乳化剤・安定剤・合成着色料等の添加物は使われておらず、原材料はクリーム、脱脂濃縮乳、砂糖、卵黄、香料と、アイスクリーム作りに必要な最低限のものだけです(香料は天然のバニラから抽出)。

普通のアイスに比べたら値段が倍くらいしますが、やっぱそれだけの価値があるんですね。
国内メーカーの「種類別アイスクリーム」もおいしいんですけど、なにがしか余計なものが入ってるんですよね。

例えばこちらの商品。
 種類別アイスクリームですが原材料を見ると…
乳製品、砂糖、水飴、粉飴、卵黄、デキストリン、果糖、還元水飴、食塩/乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、香料となにやら色々混じってます。日本の会社って独特の甘みや舌触りにこだわりすぎてつい不要なものまで入れちゃう傾向があります。

どうしてもアイスが食べたい時は、ハーゲンダッツにしておくのが無難です。
もちろん食べ過ぎはよくありませんが、アトピーの状態が落ち着いている時期に一つくらい食べるのなら問題ありません。自分をコントロールして上手にアイスクリームと付き合っていきましょう。

以上、今回はアイスクリームについて考えてみました。

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