大人アトピーの治し方ブログ

中年男が全身に出たひどい湿疹・蕁麻疹と格闘する様子を綴ります

アトピーの人は牛乳・乳製品をとらないほうがいい?

2017/09/15

牛乳はアトピーを悪化させる?!


牛乳や乳製品はアレルギーの原因となり、アトピーを悪化させる食べ物だからとらないほうがいいという意見があります。

以前、「アトピーを治すのにヨーグルトは不要!」という記事を書きましたが、ヨーグルトの原料となる牛乳もやはり避けたほうがいいのでしょうか?


ちなみに僕は牛乳が嫌いで、コーヒーに少し入れて飲むくらいで、牛乳をそのままゴクゴク飲んだりはしません。
もちろん、子どものころ給食に出てきた牛乳は飲んでましたが、自分でお金を出して牛乳を買ったことは一度もないかもしれないですね。

いや、一度あったな。大学生の頃、「酒を大量に飲む前には牛乳で胃に膜を作っておくと酔わない」という話を友人に聞かされて、コンビニで買った牛乳をイッキ飲みしてから居酒屋に向かったおぼえがあります。
あれって効果あったのかな?

この他にも「牛乳はよく噛んで飲むと体にいい」とか、牛乳にはこういった真偽不明の言い伝えが多くて困りますね。

牛乳害悪説とは?

さて、「牛乳は最悪の飲み物」と言い切って牛乳業界を激怒させたのが、以前もご紹介した『病気にならない生き方』(サンマーク出版)の著者である新谷弘実医師です。

この本で新谷医師は牛乳をボロクソにコキおろしまくって、その危険性を並べ立てています。

同書から主張を抜粋してみますね。

・牛乳に含まれる「カゼイン」というタンパク質は胃に入るとすぐに固まってしまう。牛乳ほど消化の悪い食物はない。

・学校給食で牛乳が提供されるようになってから、子どものアトピー患者が急増した。

・妊娠中の母親が牛乳を飲みすぎると子供にアトピーが出やすくなる。

・牛乳は過酸化脂質(いわば錆びた脂)を多く含んでおり、腸内環境を悪化させて悪玉菌を増やし、腸内細菌のバランスを崩す。

・牛乳の飲みすぎは骨粗鬆症を招く。牛乳を飲んで急激に上がった血中のカルシウム濃度を通常値に戻そうと、体が余剰カルシウムを尿に排泄してしまうため。

・日本人は欧米人と比べて乳糖に対する消化酵素(ラクターゼ)が少ないので牛乳を飲むと下痢をする人が多い。日本人でも新生児はラクターゼを持っているが大人になると減る。本来『乳』というのは、赤ん坊が飲むもので成長した大人は飲むべきではない。それが自然の摂理だ。

そして「牛乳を飲んでも体によいことは何もない」と言い切ります。
ここまでボロクソだと、そりゃ牛乳つくってる食品メーカーや酪農家も怒りますよねえ。

僕はずっと牛乳は体にいい飲み物と思っていたので、否定的な説があるなんてつい最近まで全く知りませんでした。牛乳嫌いでよかった…のかな?

牛乳の悪影響は他にもある!

そもそも「牛乳体に悪い説」はアメリカの小児科医フランク・オスキー医師が書いた『牛乳には危険がいっぱい』(1983年)がはしりです。
その翻訳が2003年に日本で出版されて以来、ここ15年くらいの間で、牛乳のバッシングが盛り上がってるようです。
新谷医師もこの本を参考にしたのでしょうか?

それでは牛乳有害論者たちの主張をピックアップしてみましょう。

・牛乳に含まれる飽和脂肪酸が、心筋梗塞、脳卒中、がんのリスクを高める

・さらに乳がん、前立腺がんの原因になる

・糖尿病、白内障、潰瘍性大腸炎などの疾患を引き起こすという研究もある

・牛乳には多くのリンが含まれるが、これが体内にあったカルシウムとむすびつき、リン酸カルシウムとなって体外に排出される。つまりカルシウムが不足することになる

・乳牛は高タンパク・高脂肪の飼料を与えられており、現代の牛乳はもはやかつての牛乳とは別の食品である。また、飼料から摂取した農薬や各種抗生物質、それに成長ホルモンなどの化学物質が牛乳内に残留していることがある。

・カルシウムが豊富と言われる牛乳だが、特別多いわけでもなく野菜や海藻類、ゴマなどから効率的に摂取することが可能

全くひどい言われようですね。
こうしてみるとフランク・オスキー医師の「牛乳はこの世でもっとも過大評価されている食品」という意見も、たしかにそうだなあと思ってしまいます。

ただ、上に挙げた全てが科学的に証明されているわけではないし、こうした牛乳有害論のデータの不備や誤りを指摘する声が多いことも事実です。

でもここまで悪評のある牛乳を、アトピーの人がどうしても飲まなければならぬ理由もないと思うんですよね。

カルシウムをはじめとする栄養素は他の食品からも摂れるし、牛乳に脂質やタンパク質が多すぎるのは間違いないですからね。

脂質とタンパク質を制限するためにせっかく肉を控えてるんだったら、ついでに牛乳や乳製品もやめといたほうがいいでしょう。

そんなわけで、僕は牛乳が特別好きってわけでもないことですし、これまでどおり飲まないでおこうと思います。コーヒーにどうしても何か足したい場合は豆乳でいいですね。最初は違和感がありますが、すぐに慣れておいしく感じられます。

牛乳・乳製品はあくまでも嗜好品と割り切って、ごくごくたまに食べるくらいがちょうどいいんじゃないでしょうか。

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