大人アトピーの治し方ブログ

中年男が全身に出たひどい湿疹・蕁麻疹と格闘する様子を綴ります

アトピーに塩風呂が効くのか試してみた!

2017/08/09

塩浴で肌の状態がよくなるって本当?


アトピー改善に海水浴が効果がある」という話を小耳に挟みました。
といっても、ネットに溢れてる民間療法のひとつに目をつけただけなんですけど。

しかし、金のかからない治療法はとりあえず試してみるのが僕のポリシー。これもチャレンジしないわけにはいきません。
さっそく海水浴に出かけたいところですが、海開きはまだ先です。
サーフボードも持たずに海に入って行ったら、入水自殺者と間違われます。

南国の島にでも行けたらいいのですが、そんな金も時間もないし…。
というわけで、自宅の風呂に塩を入れて疑似海水浴を楽しむことにしました。

塩風呂愛好者はけっこう多いみたいで、ネットで「塩風呂」というキーワードで検索すると数多くのページがヒットします。
アトピー治療のためだけでなく、美容・美肌のために塩風呂に浸かってる女性のかたが多いようですね。

期待できる塩風呂の効果

塩風呂療法でアトピーが改善した例は数多く存在しますが、いったいどんな仕組みでアトピーが良化するのでしょう? まずは塩風呂の効能としてあげられているものをまとめてみましょう。

殺菌作用

よく知られているとおり、塩には殺菌作用があります。
アトピー患者の皮膚には様々なばい菌が大量に付着していますが、塩水がこれらを殺してくれます。
ただし、掻き壊したりして肌の状態が極端に悪い時には、逆に症状が悪化することがあるので注意が必要です。
ステロイド等を利用して症状を落ち着かせてから、塩風呂療法を始めたほうがいいでしょう。

塩が発汗が促す

アトピー患者には、汗をかきにくい体質の人が非常に多いんだとか。
塩には発汗を促進する効果があるほか、保温、保湿、血行促進効果もあり、体が温まって血流よくなることで汗がたくさん出るようになります。
毛穴・汗腺に詰まった老廃物を排出することで、汗をちゃんとかける体質に変われることが期待できます。

ミネラルの補給

湿疹や炎症を起こすと、皮膚表面のミネラルが失われてしまいます。
塩に含まれるマグネシウムやカルシウムは、そんなミネラル不足の状態を補ってくれます。
ミネラルには抗菌作用や保湿力を高めるはたらきもあるので、肌にとって非常に大切なものです。

以上のような効果により、塩風呂がアトピーで弱った肌を元気にしてくれると言われているのです。

どんな塩を用いるか?

塩風呂といっても塩なら何でもいいというわけではありません。
通常の食卓塩はただの塩化ナトリウムで、カルシウムなどのミネラル分は一切含まれていないのでNGです。
海水から作られた天然塩を選びましょう。

「は・か・た・の・しお!」のCMでお馴染みの「伯方の塩」なんかはどこでも気軽に買える天然塩ですね。


僕が買ったのは某ドラッグストアのプライベートブランドの塩で、値段は1kgで約100円と、とっても安価。

瀬戸内海の海水から作られてて、ミネラルも入ってます。
よし、これならいいだろうとさっそく買い求めて、お風呂に投入すべく浴室へと向かいました。

塩風呂を体験してみた

ネットで調べると、浴槽にためたお湯に30~50gの塩を混ぜるようにとあります。
で、その塩風呂に20分くらいつかってみたのですが、効果があるんだか無いんだかイマイチわかりません。
肌に刺激があるわけでもお湯がしょっぱくなるわけでもないですからね。知らない人なら、自分が塩風呂に入ってることに気が付かないでしょう。

それもそのはずで、海水の塩分濃度は約3.5%
これを自宅のお風呂で再現しようと思ったら、塩を6kgか7kgくらい入れなくてはいけません。
海水ってものすごい塩分量なんですね。そりゃ飲んだら死ぬわ…。

低濃度の塩風呂でも長く続けていれば肌に変化が見えてくるんでしょうけど、せっかちな性格なものですぐに効果を実感したいので、塩分濃度の高いお湯を体に塗りつけることにしました。

洗面器に2リットルのお湯を汲み、塩を70gほど入れます。これで海水と同じ塩分濃度になりました。

最初は、お湯に塩が溶けなくなるまで入れた「飽和食塩水」を試してみたんですが、これはおすすめしません。
ちょっとした傷にかかっただけで、思わず「うぉ!」と声が漏れるほどシミるんです!
ちょうどその日、寝ている間に股間を掻いたみたいで、ちょっと傷があったんでしょうね、塩水に触れた途端に地獄のような苦しみを味わいましたよ。
「傷口に塩」という言葉を、比喩ではなく文字どおりに体感したのはこれが初めてでしたね。

そんなわけで、無理はしないで海水程度の塩分濃度にしたわけです。
ちなみに飽和食塩水を作ったときは、1リットルに300gくらいの塩を溶かしてましたから、海水の8倍~9倍の濃さだったわけです。

で、海水と同じ濃度の塩水を体に塗っていきます。皮膚に揉み込むようにマッサージするのもいいでしょう。
この程度の塩水なら傷があるところでもさほどシミませんが、肌の状態によっては痛みを感じるかたもおられることと思いますので、適宜濃さを調整してください。

そのまま10~20分くらいじっとしてると、塩が汗腺を刺激するようで、いつにも増して汗がふき出てきます。
デトックス効果があるのか知りませんが、たしかに汗は出ますね。

それから全身の塩水を洗い流すのですが、できれば最後に冷水を浴びると、皮膚が引き締まってさらにいいそうです。

風呂から上がって体を拭いても、すぐに汗がにじんできて肌がしっとりしますね。
こんなおっさんの肌でも、触り心地がだいぶ滑らかになりましたからね。

これまで、美容のためだと言って風呂に塩だの日本酒だの入れてる女性を冷めた視線で見ていましたが、これは認識をあらためざるを得ません。
美容効果はたしかにあります。

偶然かもしれませんが、塩風呂を始めてから足首にあった炎症が急激に薄れてきました。
また細かい傷の治りも早いようですし、アトピーを根本から治療するほどではないにしろ、塩風呂が皮膚の状態を良化させることは間違いないと感じています。

うん、これなら続けてみる価値は十分にあるのではないでしょうか。
たいへん安上がりでアトピーの症状が改善できる塩水浴。おすすめです。

-治療のためにしたこと
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