大人アトピーの治し方ブログ

中年男が全身に出たひどい湿疹・蕁麻疹と格闘する様子を綴ります

座りすぎが原因? 尻のアトピーに対策はあるか?

つらくて恥ずかしい臀部アトピーを何とかしたい!


お尻にアトピー性の皮膚炎や湿疹が出る人は意外に多いようです。ネットを見てると、臀部に出る症状が一番重篤だというかたの声をよく見かけます。
お尻は特に強い痒みが生じるので、掻き壊してひどい状態になりがちなんですよね。

僕も全身に湿疹が出たときには、太ももから尻にかけて見るも無残な有様だったのですが、その後なんとか落ち着いてきました。
ただ湿疹の跡はなかなか消えませんね。
ある程度まではわりと早く収束するのですが、そこからが他の箇所よりもしつこい気がします。これは尻にアトピーを発症した人の多くが抱える悩みみたいです。

場所が場所だけに、医者にすら相談しにくいお尻のアトピー。
今回は尻にアトピー症状が出る原因とその対策、さらになぜ尻アトピーは治りにくいのか、などといった問題を考えてみたいと思います。

尻に皮膚炎が出やすい理由

まずお尻の周りにできる湿疹や皮膚炎ですが、泌尿器・肛門に近いことからブドウ球菌などの細菌感染やカンジダ症由来のものが出現する傾向があります。

ただしこれらはアトピーとは別のものですので、清潔を心がけたり肌に合わない下着を替えてみるなどの方法で炎症を抑えられるケースが多いです。

また、ボディブラシでお尻をゴシゴシ擦って皮脂膜を削りすぎてしまったり、ウォシュレットを過度に使用してお尻の常在菌を洗い流しすぎると、バイ菌が繁殖しやすい環境になり炎症を引き起こすこともあります。

この他、石鹸やシャンプーを十分に洗い流さずお尻付近に付着したままにしたときなど、それが刺激物となって様々な肌トラブルを招くケース、あとはカーペットや座布団に潜んでいるダニやカビがアレルゲンになることも考えられます。

このようにお尻の湿疹・皮膚炎の原因となりうるものはいくつもあるんですが、アトピーに絞って言えば、お尻に触れている刺激物よりも「座る」という行為が占めるウエイトが大きいような気がします。

座ると上半身の体重がお尻を圧迫することになりますよね。
その際に血液やリンパの流れがよどみ、その弊害が皮膚の表面に様々な症状となって現れるのではないでしょうか?

ちょうど僕の太ももの外側から臀部にかけてできてた湿疹が、血管に沿って点線状に連なってたんですよね。

また、治りが遅いのも、座ることにより絶えず圧迫や摩擦にさらされているのが理由なんじゃないかと、まったくの素人考えながらそう考えております。

座ることは体に悪い?!

先日、とある情報バラエティ番組を見ていたら、座りすぎの健康リスクについての特集をやっていました。

その番組によると、一日に11時間以上座る人は4時間未満の人に比べて死亡リスクが4割も増加するというシドニー大学の研究があるのだとか。
そして日本人は、一日のうち座っている時間が世界一長い国民なのだそうです。

僕なんか毎日12時間はパソコンに向かって仕事してますから、食事やテレビを見る時間を加えたら、14時間くらいは座ってるんじゃないでしょうか。もうあの世に片足突っ込んでるかもしれませんね。

でも現代日本でデスクワークをしてる人なら、11時間以上はふつうに座ってるんじゃないですかね?
別に社会人でなくても、まじめな学生さんなら学校と家で毎日これくらいは勉強してるでしょう。

逆に1日に座ってる時間が4時間以下の人って、1日中立ちっぱなしの仕事の人だけなんじゃないかなあ。
そういう人たちはそういう人たちで、ふくらはぎがむくんだり腰痛になったり、別の体の不調を抱えてると思いますけどね。

それはともかく、長く座り続けると体の代謝機能や血液の流れに悪影響を及ぼすことは間違いないようです。
というのも、ふくらはぎや太ももの筋肉が活動しないと代謝機能がはたらかず、血液中に糖や中性脂肪が増えてしまうからです。

しかも血流が悪くなって血液がドロドロになると、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞のリスクが高まるとも言われています。エコノミークラス症候群と同様のメカニズムですね。

僕の体験では、睡眠時間を削って仕事時間を大幅に増やしたのと時を同じくしてアトピーがひどくなりました。なので、座りすぎによる上記のような体内環境の悪化が、皮膚炎の原因のひとつであった可能性は大いにあると思います。

着座は万病の元?

長時間座ることがもたらす疾病は他にも報告されています。
オーストラリアの研究では、座ってテレビを観る時間が長い人は、ガン・心臓病・糖尿病・インフルエンザなどのリスクが上昇するという結果が表れています。

また、座り仕事をしてる女性は、そうでない人に比べて乳ガンなど婦人科系のガンのリスクが2倍以上に増加したそうです。
しかも、長時間座っている人は毎日1時間運動をしたくらいでは、病気にかかるリスクはほとんど減らないのだとか。

ここまで脅されると座るのが怖くなって、もう映画も観に行けないし、長旅にも出られなくなりますよね。

でもご安心ください。座りすぎのリスクを減らす方法がちゃんとあります。

例えば1時間おきに立ち上がって少し歩くだけで、血液中の糖や中性脂肪の値を大きく減らすことができます。
以前、喫煙してたときはまさに1時間ごとにベランダで立ちながら一服してたので、健康的にはよかったんですね。
タバコに有害物質が含まれてなければですが。

また、会議中など立つことができない状況でも、足を伸ばしたりかかとを上げ下げしたり、細かい運動をすると有効なんだそうです。

有効なお尻のアトピー対策は?

アトピー性皮膚炎全体に言えることですが、とにかく触らない・刺激を与えないことが大切なので、お尻の場合はなるべく座らないことが一番。
なかなか難しいでしょうが、テレビを見る時などは意識的に立つようにしたいものです。

近頃は立ちながら仕事をすることを推奨している企業も増えていると聞きます。
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健康にいいだけでなく、集中力がアップして能率が上がるようですよ。

どうしても立っているのが面倒くさいというなら、うつぶせで寝転がることです。仰向けで寝るのもお尻に負担がかかりますから、読書やスマホをいじるときはうつぶせの体勢でいきましょう。

あとはとにかく掻かないことですね。夜中にお尻が痒くなる人が結構多いようですが、そういうかたは寝るときに手袋をするとかお尻にガーゼを貼るなどの対策をとるといいですよ。

人目につかないところだからと放っておきがちになるお尻のアトピーですが、全裸になるような場面では恥ずかしい思いをしますし、悪化すると座ることに支障をきたすこともあるので、早めに治しておいたほうがいいです。

アトピーだけでなくガンの予防にもなると思えば、立つ時間を増やすことに前向きになれるはず。
これを機会に座りすぎの生活習慣をあらためてみてはいかがでしょうか?

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