大人アトピーの治し方ブログ

中年男が全身に出たひどい湿疹・蕁麻疹と格闘する様子を綴ります

日焼けはアトピーにいい?悪い?

2017/09/14

紫外線は毒にも薬にもなる!


日焼けはアトピーにとって良い影響を与えるのか、それとも悪い影響を与えるのか?
これは専門家の間でも意見を二分する問題です。

皮膚に多大なダメージを与える紫外線が、アトピー肌にいいわけがないという人もいれば、日光を浴びることにより免疫機能が活性化し、アトピーに負けない強い肌ができるという人もいます。

一体どっちを信じたらいいの?というかんじなのですが、僕としては多少の日光なら浴びたほうがアトピーに効くんじゃないか、という印象を持っています。

これは自身の体験からきていて、以前体中のいたるところに湿疹ができたときに、なぜか首から上と手首から先だけは全く無事だったんです。
つまり、肌が露出していて日に当たる部分だけが大丈夫だったんです。これは今でもそうですね。

全身の湿疹はそりゃ醜いもんでしたが、服で隠れてたため人に見られることはなかったわけで、これには救われたというか、ひどい状況でもどこか精神的に楽でいられましたね。

ただ、これが本当に日光を浴びてたのお陰なのか、単に服と擦れ合わなかったからなのか、確証はもてません。

そんなわけで今回は、日光とアトピーの関係について学んでみました。

アトピーにとって紫外線は敵か味方か?

ネットをみると、アトピーの人が日焼けすることについて、肯定・否定様々な意見が飛び交っています。
大まかに言えば、肯定派は日光浴でアトピーが改善した体験を持つ患者たち、否定派は医学的な見地から紫外線の危険性を指摘する医師たち、といった傾向が見られるようです。

詳しくそれぞれの論拠を見ていきます。

日焼け肯定派の意見

日光には、皮膚の免疫細胞のはたらきを抑制する作用があります。

アトピーやアレルギー症をかかえている人は免疫機能が過剰に反応している状態ですので、これを抑制して正常化しなければいけません。

その役割をはたしてくれるのが紫外線なのです。紫外線は体内のアレルギー反応を抑え、アトピー性皮膚炎の症状を緩和します。つまり、ステロイド薬と同様の仕事をしてるわけですね。

また、紫外線を浴びると体内でビタミンDが合成されます。
ビタミンDには、血液中のカルシウム濃度を高めるはたらきがあり、丈夫な体づくりとアトピーの症状改善には欠かせない栄養素です。
このことは以下の記事に書いてます。

それにとにかく、日焼けしたらアトピーが治ったという体験者の声が非常に多いんですよね。しかも劇的に良化したという声がいくつもみられます。これは無視できません。

紫外線には殺菌作用があり、日光浴によりひっかき傷が治ったという方は、傷口のばい菌が死滅したことが主な原因でしょうが、実際にPUVAやナローバンドUVBといった、紫外線を用いた治療も行われています。

紫外線をうまく利用すれば、アトピー性皮膚炎の改善に効果があるのは明らかです。

日焼け否定派の意見

そもそも健康な肌でも紫外線からかなりのダメージを受けます。過度に紫外線を浴びると、細胞が損傷を受けて肌が老化したり、シミ・ソバカスの増加、さらには皮膚ガンの原因となることも。

こんなに刺激が強いものが、アトピー性皮膚炎で弱った肌に良いわけがない!

また、紫外線に当たると皮膚で活性酸素という物質が発生します。この活性酸素は、肌をつくるコラーゲン等を破壊したうえに自らの体の組織をも攻撃し、アトピーを悪化させてしまうのです。

さらに活性酸素には過酸化脂質をつくりだすはたらきがあり、この過酸化脂質が皮膚の保湿機能を奪って肌を乾燥させたり、メラノサイトと結びついてシミの原因になったりします。

アトピーの人にとって活性酸素は大敵なんですよね。

紫外線は適度に浴びるべし!

このとおり、日光浴にはメリットとデメリットの両面があるんです。
そんなわけでまとめると、「紫外線は適度に浴びるならアトピー治療に効果があるけど、リスクも大きいので十分に注意することが大切」という結論になりますかね。

日光は健康な骨をつくるだけでなく疲労回復やストレス解消、うつ病の防止などにも効果を発揮します。太陽光は人間が健康的な生活を送るのに、必要不可欠なものなのです。

僕は男にしてはかなり色白のほうなのですが、毎日ウォーキングしてるせいで最近かなり焼けてきました。

このとおり、時計の跡がわかるくらいに色が黒くなってます。しかし手の甲の人差し指の下あたりに直径2mmくらいの色抜け(白斑?)ができちゃいました。年のせいですかね?

これまでは無防備に焼いてたけど、今後は日焼け止めを塗るなど、ちょっとは気をつけようと思いました。

なお、キングズカレッジ・ロンドンという大学の研究によると、日焼け止めを塗っていてもビタミンDの合成は行われるという実験結果が出ています。
参照元:最新健康ニュース

もちろん、湿疹や炎症がひどく肌の状態が最悪のときは日光を避けるべきですが、ある程度症状が落ち着いているなら、短時間で構わないので日光浴をしたほうがいいでしょう。

日焼けのリスクを十分に意識していれば、紫外線を過剰に恐れる必要はないですよ。

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