大人アトピーの治し方ブログ

中年男が全身に出たひどい湿疹・蕁麻疹と格闘する様子を綴ります

低体温もアトピー悪化原因のひとつ

2017/08/09

体の冷えは万病の元なんです


体温が低いことは、アトピーに限らず体に様々な不調をもたらします。
一般に体温が1度下がると、免疫力が30%下がるとも言われています。

僕も中学生のころから低体温体質で、平熱が35℃そこそこでしたね。
当時はそれがかっこいいつもりで、「俺は冷血動物、クールな男…」とはしゃいでたっけな…。中二病にも困ったものです。

その後もずっと35℃台で生きてきて、特別風邪をひきやすいとか困ったこともなかったのですが、ここにきてついにアトピーになってしまいました。
低体温が、腸内環境の悪化や病気への耐性の低下を招いたと考えられなくもありません。

今回は、低体温や体の冷えがアトピーにおよぼす影響を考えてみたいと思います。

現代の日本人は低体温?

低体温というのは、おおざっぱに言えば平熱が35℃台の人です。最近は女性を中心に体温が34℃台の人も増えてるんだとか。

今から60年前、1957年当時の日本人の平均体温は36.89℃でした。それが現在では36.14℃まで下がっています。
その最大の理由は、体温を作る最大器官である筋肉の量が落ちたためと言われています。

昔の人は、車やエレベーター、家電製品なんかに頼らない生活ですからね。何をするにも重労働で筋肉が発達してたんです。

よく欧米人が肌寒い日にタンクトップ姿で歩いてるのを見かけて、「マジかよ、寒くないのかな?」と思うことがありますが、彼らは筋肉量が多く体温が高いから、薄着でも平気なんですね。まあ、太ってるせいでもあるんでしょうけど…。
白人の平均体温は、36.9℃ほどあるのだそうです。

気になったので、自分の一日の中の体温の移り変わりを調べてみました。

起床した直後    35.1℃
仕事中       35.6℃
昼食後       35.9℃
ウォーキング直後  37.9℃
入浴後       37.8℃

さすがに運動すれば37℃を超えますが、デスクワークだとやはり仕事中も体温が上がりませんね。
寝起き時の体温がこんなに低いとは驚きでした。まずは最低ラインを36℃台に持っていきたいところです。

低体温の弊害

先ほども申しましたとおり、体温が1度下がると、免疫力は約30%下がると言われています。
免疫力が低下するとアレルギー症状が出やすくなるのため、アトピー悪化に直結します。

人は体温が36.5℃~37.0℃のときに、もっとも強い抵抗力を発揮できるので、体温は高めにキープしておいたほうがいいんですね。

その他にも低体温は、基礎代謝・新陳代謝低下、体内酵素活性の低下、ガン細胞の活発化などにもつながります。

体の代謝機能が低下すると、皮膚の生成能力が乱れて肌が再生しにくくなります。その結果、肌の炎症はおさまらず、引っかいた傷は治りにくいという状況を招いてしまうんです。

また、消化酵素が活発にはたらかないことは、腸内フローラが悪化する要因になります。腸内環境の乱れがアトピーに悪影響を与えることは、毎度申し上げてるとおりです。

なお、ガン細胞がもっとも活性化する体温が35℃台とのこと。自分は平熱が35℃そこそこだから、ガンの心配もしなきゃいけないわけですね…。

ご覧のとおり、体温が低いことはアトピーにとってよくないことだらけ。体温を上げることが、アトピー改善につながると言っていいでしょう。

体温を上げる方法

「体温が上がるとかゆみが増すのでは?」そう危惧するかたもいらっしゃることと思います。
でもアトピーを根本から治療するためには、体を温めたほうが絶対にいいです。これは間違いありません。
もしかゆくなった場合は、かゆみ止めの内服薬で対応するか、かゆみが生じたところだけ局所的に冷やすと効果的です。

60年前の日本人の体温が平均で36.9℃だったってことは、平熱が37℃を超えてた人が半数以上いたってことですもんね。アトピー治療のためなら、37℃を超えるくらいの体温を目指していきたいところです。

運動して筋肉をつける

なんといっても活発に運動することが一番です。運動すれば体温があがるのは、言うまでもないこと。
少しずつでもいいので、毎日ジョギングやウォーキングをするようにしましょう。

筋肉は、人体で最も熱を生産する器官です。
特に下半身の筋肉(ふくらはぎや太もも)を鍛えると、全身に血液を送る筋力が増して体温があがりやすくなります。

筋肉をつけるためには日々のトレーニングだけではなく、筋肉の材料となるたんぱく質を十分にとることが大切。
僕も食事制限中のため肉はほとんど食べませんが、魚や大豆製品、アーモンドなどを意識して食べるようにしています。

ビタミン・ミネラルの摂取

体内のビタミン・ミネラルが不足すると、体温が下がります。
特に重要なのが、亜鉛、鉄、マグネシウムなどのミネラルやビタミンB1、B2
これらは体内のエネルギー生産を増加させたり、糖や脂質を分解してエネルギーに変えるはたらきを助けてくれます。

体を冷やす食べ物を控える

よく、体を冷やす食べ物・温める食べ物といった言われ方をしますが、具体的にはどんなものを指すのでしょうか?

まず冷たい食べ物は、確実に体を冷やすので遠ざけるべきです。
暑い季節になると、飲み物の入ったグラスに氷を入れたくなりますが、これが一番よくないです。常温か、できれば温かい飲み物をとるようにしましょう。

それと炭水化物や糖分には体を冷やす作用があるので、甘いものの食べ過ぎにはご注意を。
キュウリやナス、レタスなど夏が旬の野菜も体を冷やします。

反対に寒い土地でとれる食材には、体をあたためてくれる効果があります。
例をあげると、根菜、海草、リンゴ、ブドウ、プルーン、鮭、鱈などが体温を上げるのに適した食材です。

個人的におすすめなのが、しょうが。乾燥しょうがや加熱したしょうがには体をポカポカ温める効果があり、しかも血流をよくしてくれます。
ただし生のしょうがは逆に体を冷やすので注意してください。必ず加熱して食べましょう。

ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる

40℃をちょっと下回るくらいのぬるいお風呂に20~30分ゆっくりつかると、体が温まって額から汗が流れ落ちるほどになります。
しかも、リラックスすることでストレス解消や自律神経のバランスが整うことも期待できます。

タバコを控える

タバコに含まれるニコチンは、急激に血管を収縮させて血の流れを悪くします。このことが低体温を招くうえに、血中の酸素が不足して基礎代謝も低下させてしまいます。
アトピー改善を目指すなら、タバコはやめたほうがいいですね。

冷えに効くツボを押してみよう

冷え性に効くと言われる「三陰交(さんいんこう)」というツボを押してみましょう。
三陰交の位置は、内くるぶしの頂点から指の幅で4本分くらい上あたりの、骨と筋肉の境目のところです。

女性の足の冷えや、下腹の冷えに関係していて、このツボをマッサージしたり温めたりすると、冷え性改善に効果があるそうです。
ちなみに自分の場合は、軽く押さえただけでけっこうな痛みが走ります。特に左足がめっちゃ痛いんですけどっ!

ここが痛い人は胃腸のはたらきが低下しているらしいですよ。
うーん、近ごろ腸内環境が格段によくなったと思っていたけど、まだ完璧にはほど遠いのかなあ…。

まとめ

この年になると今さらマッチョになるなんて無理だし、新たに筋肉をつけるのは至難の業という気もしますが、聞くところによると、全身の筋肉の7割は下半身に存在しているのだとか。

毎日たくさん歩けば、筋肉量を増やすことはまだまだ可能なんだそうです。
そんなわけで、日々のウォーキングをよりいっそうがんばることに致しました。

今後は日々の体温の変化も記録するつもりですので、なにか大きな動きがあればまたご報告します。

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