大人アトピーの治し方ブログ

中年男が全身に出たひどい湿疹・蕁麻疹と格闘する様子を綴ります

アトピー改善にビタミンCは効果があるのか?

肌トラブルには何をおいてもビタミンC


このところビタミンCを積極的に摂るようにしています。

アトピーの病勢はとりあえずは静止してる状態ですので、食事療法や運動は継続しつつ、いまだ体のあちこちに残る湿疹の跡を何とかしたいんですよね。

シミや色素沈着に効果があるものと言えば真っ先に思い浮かぶのがビタミンC。美肌・美白効果があるということで化粧品などにも多く配合されています。

ネットでいろいろ調べてみたところ、ビタミンCには傷ついた肌を回復させるだけでなく、アトピーの症状を直接やわらげる働きも期待できるのだとか。

その一方で、「ビタミンCの摂取には副作用があり、アトピーの症状悪化につながりかねないので極力避けるべき」という対照的な意見もいくつか目にしました。

そこで今回は、摂取したビタミンCが体内でどんな役割を果たしているのか、またアトピーの症状改善に効果はあるのか、という点について掘り下げて考えたいと思います。

ビタミンCがもたらす作用とは?

活性酸素と戦うビタミンC

ビタミンC( L-アスコルビン酸)が持つ主な働きとしては、まず「抗酸化作用」が挙げられます。

人間は呼吸により体内に酸素を取り入れる際、酸素の一部が物質変化して「活性酸素」になります。
活性酸素には体内の細胞を攻撃して内臓の各機能や免疫力を大幅に低下させる特徴があり、この状態が長く続くとシワやシミの原因になったり、ガン細胞ができやすくなったりします。

また血管内に活性酸素が増えすぎると、高血糖や動脈硬化を引き起こす原因にもなります。けっこうやっかいなやつなんですね、活性酸素は。

この危険な活性酸素を吸着して無害化してくれるのが、他ならぬビタミンCです。
近年、老化やさまざまな病気から体を守る抗酸化物質に注目が集まってますが、ビタミンCはその代表格といっていいでしょう。

コラーゲン生成にはビタミンCが欠かせない

また、ビタミンCが「コラーゲンの生成を促す」という点も見逃してはいけません。

タンパク質の一種であるコラーゲンには、皮膚細胞の再生を活性化したり、血管を丈夫にしたり、歯や骨の再活性化を促したりする働きがあります。
美肌に欠かせない成分として女性誌なんかでさかんに持て囃されてますよね。

そのコラーゲンを体内で生成するためには、ビタミンCが絶対不可欠。摂取したタンパク質はまず未熟な状態のコラーゲンに分解され、それからビタミンCによって強いコラーゲンに束ねられていくのです。

なので体内にビタミンCが欠乏すると結果的にコラーゲンも不足してしまい、肌の弾力やハリがなくなって体の節々に不調を来すことに。
タンパク質やミネラルとともに十分な量のビタミンCを摂ることが肌の再生に繋がるわけです。

さらに付け加えれば、ビタミンCには体内に侵入したウイルスを殺す働きや、ウイルスが排出した毒素を無害化する働きもあります。
さまざまな病気を未然に防ぐためにもビタミンCはコンスタントに摂取したほうがいいんですね。

アトピーにおけるビタミンCの効果効能

ビタミンCがアトピーの症状改善に役立つと考えられる理由は3つあります。

ヒスタミンの抑制効果

まず1つめは「ヒスタミンの抑制効果」です。
アトピー性皮膚炎でひどい炎症とかゆみが引き起こされるのは、体内でヒスタミンが急激に増加するから。

ビタミンCには、ヒスタミンの生成を抑えてアレルギー症状を緩和してくれるという効能があります。
もちろん病院で処方される抗ヒスタミン剤と比較すると、抗アレルギー効果は全然緩やかですが、それでも内服薬を使用するよりも体への負担が少なく、副作用のリスクも低いというのは大きなメリットと言えるでしょう。

コルチゾールの生成

2つめのメリットは「コルチゾールの生成」です。

コルチゾールとは人間の体内で生成されるステロイドホルモンの一種。

ご存じのとおり、アトピー性皮膚炎は外界からの刺激に対して免疫システムが過剰に反応してしまうことから起こる症状なわけですが、コルチゾールには暴走した免疫システムを正常化する働きがあります。

ですから、ビタミンCをたっぷりと摂取して体内にあるコルチゾールを増やすことで、炎症物質の生成を抑制してアトピー症状を抑えることが期待できるのです。

肌のターンオーバーを促す

3つめのメリットが「肌の正常なターンオーバー」。

上述したように、肌の再生およびターンオーバーにはコラーゲンを生成するためのビタミンCが不可欠です。

ビタミンCを十分に摂取してターンオーバーをしやすい環境を整えれば、肌は常に健康な状態に保たれアトピーによる炎症を抑制することが可能となります。

また、血流量が増加して活性酸素が減少すれば、肌内部の組織が強くなって炎症そのものが起こりにくくなるという利点もあります。

僕の場合はビタミンCの美肌効果を期待してアトピーの炎症が収まってから積極的に摂るようにしましたが、ビタミンCには体内の様々な不調を改善する効果があるので、もっと早くからドンドン摂取するべきだったんですよね。

ビタミンCの適切な摂取量は?

ビタミンCの過剰摂取は健康を損なう。ネットではそんな指摘をよく見かけます。

もちろん、塩も砂糖も水だって度を越して飲めば体がおかしくなります。それと同じでビタミンも一度に大量に摂取すると下痢などの症状に見舞われますが、常識の範囲内で服用している限りは心配無用です。

ビタミンCは体内に長時間存在する事ができないため、サプリメントなどを活用して大量に摂取したとしても体調を崩すという心配はほぼありません。

もし体が「摂取しすぎ」と判断した場合、不要なビタミンCはと尿と一緒に排出されます。

アトピー性皮膚炎を患っている人の場合、炎症が起きている個所では常に大量の活性酸素が発生して肌組織を損傷しています。
なので肌のスムーズな回復を促すためにも、ビタミンCの摂り過ぎを心配するよりできるだけ多く摂取すること心がけることのほうが大切です。

では、ビタミンCの適切な摂取量とはどの程度でしょうか。

アメリカを含む欧米諸国では成人1人あたり100mgのビタミンC摂取を推奨しています。
もっとも、この数値は「健康維持に最低限必要な量」という観点に基づく指標なので、アトピー性皮膚炎の人はもう少し摂取量を増やして1,500mgから2,000mg前後の摂取を目指しましょう。

とはいえレモン1個に含まれるビタミンC量が100mgほどですので、1,500mgをフルーツや野菜から摂取するのはとてもじゃないが無理。
ビタミンCの粉末やサプリメントなどを活用することをおすすめします。

こちらはL-アスコルビン酸の粉末ですが、1日あたり数円でビタミンCの必要量が摂取できてとってもお得!

しかも1gほどをバスタブに投入すれば、お風呂の残留塩素も除去してくれます。温泉のような柔らかいお湯になりますよ。

このことは以下の記事で書いてますのでよろしければあわせてご覧ください。

ただ、粉末だとジュースに混ぜて飲んだり密閉容器に入れて保管したりしなくちゃいけないので、少々面倒くさいんですよね。
そう思う人は手軽に飲めるサプリのほうがいいかもしれません。

市販されてるビタミンCの錠剤ってサプリの中でも一番廉価な部類に入りますからね。コストは1日あたり10円以下ですみます。

まとめ

ビタミンCは体内に入ると心臓や血管、脳など重要度の高い器官で優先的に消費されていきます。

つまり、優先度の低い肌の再生までビタミンCの効果が十分に届くためには、当然普通の人よりもかなり多めにビタミンCを摂取することが必要となるわけです。

ですからサプリメントは常に目に見える場所へ置いておき、毎日忘れずに摂取するようにしましょう。

ビタミンCを大量に摂取するために、点滴で体内に注入する人もいるようですが、こうした方法では体内の免疫バランスが大きく崩れてかえって症状が悪化することもあるのだとか。

やはりビタミンCは1日にまとめて大量摂取するのではなく、毎日コツコツ摂取するよう心がけましょう。

-治療のためにしたこと
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